トガの木工芸フェスタで土壁塗りの体験会が開かれました。
私は協賛という事でお手伝いに上がりました。
竹小舞を編んで下さっているのは、陶芸家の岡本さんと桜井さんです。
毎日、土を相手にお仕事をなさっている方がですから強い味方です。
屋外では、土を捏ねる人間ミキサーは我が家の子供達です。
土壁が、「古臭い」という刷り込まれたフィルタを持たない、若い方々の参加が多かったです。
その方々は、土壁が究極の「ロハス」であり「エコロジカル」な事を確認いただきました。
また、アメリカ人で日本の文化伝統に精通した方も参加されました。
その方は質問が多くて写真を撮る暇もありませんでしたが、日本人以上に侘び寂びの世界を理解されていました。
前者の若者もアメリカ人のPさんも土壁には特殊な先入観がなく、フランクな目で土塗りを体験していただきました。
陶芸家の方も居りましたので面白い質問が出ました。
「この土壁用の粘土で焼き物が可能ですか?」
陶芸家はにべもなく、
「鉄分が多いから熱に弱くてダメ。」
我々、陶芸に素人な人間は、「鉄が熱に弱い・・・?」
陶芸家、
「鉄は熱に弱くて、鉄分の多い土は1,000℃位で形がなくなります。」
一般的な魚焼きの網を考えると鉄は熱に強いのですが、鉄は800℃で強度がなくなり、1,000℃を上回る炎で焼く陶芸の世界では、鉄は液体に近い状態なのです。
鉄は熱に強いという先入観、1,000℃を上回れば真だけが残るのですね。
子供もお手伝いさせて頂き、家族揃って楽しい一日でした。
参加いただいた皆様、ご関係者の方々、有難うございました。