何ヶ月ぶりかで、母親の夢を見た。
顔を見たとか、一緒に何かをしているとかではなく、
母親が亡くなって、悲しんでいる自分の夢だった。
ただ、昔のように、泣きながら目が覚めるという様な事は無く、
ひどく落ち着いている自分がいた。
お盆という事もあって、夢に出てきたのかとも思ったが、
そもそも、毎日仏前に座り、折々に墓前に参っている自分は、
お盆に先祖の精霊が帰ってくるという事を迷信と思っていて、
信じていない。
にもかかわらず、何故こんな時期に。。。と考えていると、
ふと思いあたった。
断酒の原点は、しっかりと固く確立されているが、なぜ依存症
となってしまったかということは、長年の生活習慣としか
いいようが無い。
しかし、必ず起爆というか、依存症へと傾いて行く契機のような
ものがあった筈である。
母親のせいにする気は毛頭無いが、自分にとっては、母親の突然の
死が、その大きな契機であった事は間違いない。
その後の飲酒は、それ以前のものとはまるで違うものと
なっていった。
この、契機ともいうべき出来事を、改めて思い出させて、これから先、
様々に起こるであろう出来事について、それを、再び負の契機と
させない様、改めて最大のショックであった事を夢で
見させたのだろうか。
だとすれば、母親というものは、たとえ亡くなっても、偉大であり、
ありがたいものである。
先祖供養というよりは、母親も含め、今は亡き精霊に、感謝した
お盆であった。