2006/8/10
現在、カミサンは、コンビニエンスストアに、早朝パートに
出ている。
深夜ならともかく、朝早くから、???と思うお客さんも
多いようだ。
その中でも、やはりお酒にまつわる話を聞く事がよくある。
夜勤明けで、家に帰って寝る前に、飲むのだろう。疲れた姿で
お酒と、ちょっとしたつまみを買っていく人。
休日なのか、ビールや酎ハイを、しこたま買い込んで行く人などは
ありきたりなのであるが、ちょっとそれは。。。という、
お客さんもいるらしい。
明らかに、出勤前で、身なりもきちんとされた女性が、毎朝、
同じ様な時刻に来店しては、缶酎ハイを、2本買うらしい。
で、持って帰るのかと思いきや、店内の化粧室に入って、
しばらく出てこない。
どうやら、人目をはばかって、トイレ内で、その買ったばかりの
酎ハイを、飲んでいるらしい。
多分、出勤前に引っ掛けていくのが習慣となってしまっているのか、
酷ければ、飲まずには仕事が出来ない状況にまで達しているの
かもしれない。
依存症予備軍か、既に片足を突っ込んでいる状態だと推測するが、
出来れば身だしなみもきちんとでき、仕事にも出る事ができる
今のうちに、節酒や断酒に繋がる機会があればと願う。
自分自身が、依存症となった後、家族も、ことお酒に関しては
いろいろな面で気に留めているようで、今までなら見過ごしていた
ような事でも、目に付くのであろう。
いろいろと私に話を聞かせてくれる。
そんな中、特に気に掛かったのが、私と同年代くらいの男性が、
ビールを買いにきて、そのビールを、店の外で飲み、無くなると、
また買いに、店内に入ってくるという事を繰り返すという
話であった。
結局、足元もおぼつかなくなるまで飲んで、家に帰るとも知れず、
どこかへ行ってしまうそうだが、何度か買っては飲みという事を
繰り返している中、気が付くと、泣きながらビールを
飲んでいるそうだ。
この話は、自身にとっては、身につまされて切なく、悲しい。
そこに自分がいたなら、なんとか声を掛けることもできるだろうが、
たった一人で、家ではなく、店の外で泣きながらビールを飲んでいる
という姿を想像するだけで、涙が浮かぶ。
自分が何をしてあげられる訳でもないが、そんな人を見かけたら、
声を掛けずにはいられなくなるだろう。
どうか、早く病院や、自助グループに繋がって欲しいと、
心から祈る。
病院が混んでいても、例会が盛況でも、そこに集う人々は、
ごくごく僅かな人達だ。
そうした、光の見えた人達の裏側で、闇に足を踏み入れようと
している人、闇の真っ只中にいる人達が、何倍もいるという現実を
目の前に突きつけられたような、話であった。
少なくとも、回復の途上にある自分自身が、その現実に対して
何が出来るかを考える時期に来たのかも知れない。
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