The Great End of Life is not Knowledge
but Action, and it is actually without End.
☆NON-ALCOHOL DAYS☆
2017/3/15
「Yの悲劇」
原始、女性は生物学的には完成形であった。
いわゆる、無性生殖によって、種を増やしていく
ことになる。
ところが、子育てをし、敵から身を守り、
食料を確保しということをすべて一人で担うのは
到底無理と判断した。
ライオンのメスでさえできないことなのだから
至極当然ではある。
そこで、有性生殖の道を選ぶ。
力も強く、環境の変化に敏感で、冒険心や
好奇心も旺盛で、敵との対峙、狩猟や食料の獲得、
単純明快な思考といった、都合の良いもう一人の
自分を創ったのである。
それがXYの染色体をもつ男である。
これは道理で、XYというのは染色体の呼称で
形状そのものではないが、YからXにしようと
するとかなり無理がある。
XからYにするのはむしろ簡単である。
Xの股を閉じればよい。
話が脱線した。
Yの染色体をもつ男は、環境の変化、
外的ストレスについて非常に敏感であり、
免疫力も低い。
昔は女の子に比べ、男の子の乳幼児死亡率は
かなり高かった。
しかしながら、これは外的変化に対する
能動性に繋がる。
良い意味で鈍感な女性は、その免疫力の高さから
外的変化に対して容易に受け入れることができる。
男は、それが自身の死にも繋がることを
本能的に知っているので、その変化に対抗するべき
思考と行動を起こす。
こうして、現在、有性生殖をおこなう
ホモサピエンスは、男女互いに不完全で、
一対となって初めて完全体となれる。
それは生殖に限らない。新たな子孫は
また不完全な形で生まれるが故に、完全体を
求めるのである。
何が言いたいかといえば、我々はすべて、
生まれながらに半人前である。
人と接し、共に分かち合い、共に協力し合う
ことでしか、存在していけないという事だ。
この根本的なことを認識しているかどうかが、
その人の振舞にも表れる。
近年喧しい、ジェンダーフリーだの
男女平等だの、表層的なことではなく、
根源的な理解を教育の場で進めていく方が
遠回りのようで最も根本的な解決を着実に
進めていけるのではないかと思うのである。
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投稿者:jetlinks
こんにちは。
我が家では育児も終わり、休日は私が主夫です。 ^^
ご体調はいかがでしょう?
白猫さんも、ゆっくりとくつろげる場所で
ありますように。 ^^
投稿者:白猫
夫を送り出したいから、朝は2限目以降の出勤。夜は、どんなに簡単でもご飯が基本^^と本能に刷り込まれ…、
仕事は徹底して責任をもつ、でも、家はくつろぐ場所。くつろぎを演出できるのは女性かも…
私の中で、昭和の母親の面影は消えません。
投稿者:jetlinks
根源を覚知すれば独りで安定するのでしょうが、
不安のままだと、本然的に安定を求めるのでしょうね。
投稿者:はる
ソクラテスは何にも教義的なことを言わなかった。プラトンは書きまくった。
エロスのなんたるかを知っていたのだが言葉の限界もしっていた。てつはいまだにわかっていない。