ALQUITな日々
社会人になってから、20年以上飲酒を
欠かさなかった男が、きっぱりとお酒を断って
過ごす、アルコールの無い日々の軌跡です。
☆ノンアルコールDAYS☆
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2009/11/6
「欧州出張」
さて、月曜日から出張に出ます。
今回も過酷な旅となりそうです。
思い返せば、断酒を始めて初の海外出張が韓国、
次いで中国と、2−3時間のフライトで済むところばかり。
2年、3年と継続していく中で、フライト時間も
同調するように長くなり、去年はマレーシアへ6時間半。
今年は断酒4年、14時間以上のフライトとなりました。
偶然とはいえ、不思議なものです。
機内でどうして過ごそうかと考えていると、きっちり
仕事が出来まして、時間も自然につぶれそうです。
帰国の日に結婚式に出席と、かなりきついですが、
しっかり務めて、無事に帰阪したいと思います。
では皆様、ごきげんよう。
といっても、携帯もメールもネットも繋がりますから、
なんてことはないんですけどね。 ^^
投稿者: jetlinks
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2009/11/2
「心の空洞」
雨がやんで、急に肌寒く感じた夕暮れ。
駐車場に止められた車の中に人影が。。。
女の子のお父さんだった。
呆然と空を見つめているその目には、埋め尽くせない
心の空洞がそのまま映されていた。
ああ、そうだ。あの子はもういないんだ。
一日の忙しさの中にいる時はまだいい。
仕事を終えて、家に辿り着けば、嫌でもその現実を
突きつけられる。
いつまでも悲しんでいてはいけない。そんなことは
わかっている。息子もいる。家族の悲しみはまだ
癒えることはない。自分がしっかりしなければ。。。
「ただいま」と、家のドアを開けるのが、これほど苦しい、
切ない、悲しい父親がいるだろうか。
努めて明るく「ただいま」を言うために、彼は車の中で
泣いている。涙ではその穴を埋めようもないことも
知りながら。。。
こればかりは、私の想像力など遥かに及ばない。
いくらわかろうとしたところで、あまりにも遠すぎる。
声に詰まり、言葉に詰まり、何も言えない。
ただ、時のみが本当に少しずつその空洞のくっきりした
輪郭をぼやかしていくのみであろう。
あれからひと月。
頬を撫でる風、傾いた陽射し、流れる雲、静かな雨、
月の明かり。
全てが肌に触れ、心に触れ、あの笑顔がひらめく。
そのひらめきに、微笑んで、泣いている。
今夜はまた、満月が夜空に輝く。
投稿者: jetlinks
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2009/11/2
「あなたへ」
もう、消せない過去に囚われるのはやめましょう。
変えることが出来ないことは、悔やむより、嘆くより、
自分なりに受け容れて、そこから学ぶのです。
同じ過ちを繰り返さないようにと前を向く限り、
人は成長します。
生まれてきたのは、自分の意志なのか、大いなるものの
意志なのか。それはわかりません。
ただ言えるのは、受精という始まりに至るには、
確かに生まれようとする自らの意志があったのです。
生まれてきたことさえ、今では過去のことです。
現実は、今という時を生きている。
それが全てです。
さよならだけが人生だと言った人がいます。
出会いがなければ、さよならはありません。
今を生きるなら、生きていくなら、前を向きましょう。
まず、なんであれ、決めることです。そして具体的に
動いて行く。生きるとは考えることであると同時に、
動くことです。
その中でまた新たに決めていく。
動いて、お腹がすいて食事を取り、睡眠をとって休むのか、
動くために食事を取り、睡眠を取るのか。
その姿勢は、同じ事をしていても、やはり違います。
自身がどう生きていくのかを決めたなら、
具体的に動きましょう。
それが正しいのか、間違っているのかは、
やがてわかるでしょう。
もしも間違っていたなら、その時に修正すれば
良いことです。
失敗も、過ちも、後悔もない人生ほどつまらないものは
ありません。
何もかもがうまくいく喜びに比べれば、困難を乗り越える
喜びは遥かに大きいのです。
心に決めたことを、具体的に行動に移す。
その行動の中でまた新たに決めていく。
つまり、生きていくのなら、決めるために悩む、
動くために食べる、そしてまた新たに動くために寝る。
それと同じで、「生きるために飲まない」を、しっかりと
胸に刻みましょう。
飲めば、決められない、食べられない、眠れない、動けない。
つまり、「生きる」ということ自体が出来なくなるのです。
投稿者: jetlinks
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2009/10/29
「一粒の米」
お米一粒には、お百姓さんの八十八の手が掛かって
いるのだから、無駄にしないで大切に食べなさい。
昔、ご飯をこぼしたりするとよくそう言われたものである。
もちろん今でも子供達には同じように私が言っている。
自らの命を支えるために、他の命を頂くというのであれば、
人としてその命に礼を失してはならない。
食事時の横着な姿勢や態度は、厳しく戒めて
きたつもりである。
さて、現実的には、米一粒ぐらいは、茶碗一杯のご飯を
食べる分には何ほどの事はない。あってもなくても
変わらない。
これは、人間というものの認識を主体とした見方である。
何キロもあるお米のうちの一掴みなど、取るに足らない、
どうでもよい事に思うのも人であり、いや、その一掴み
こそが、全体であるのだと認識するのも人である。
当のお米にしてみれば、どちらでも良いことである。
ただ自然の、ありのままの存在であるにすぎない。
でき得れば、その本来の役割であるところ、つまり
大地に振り落とされ、芽を出し、再び後継を輩出する
事を、全うできれば良い。
人間は、その役割を果たす可能性とエネルギーを
秘めた種を、自らの生命に置換する、つまり食べる
のである。食べられたなら、その米は本来の役割とは
全く転換された役割となって、他の命を支えることになる。
そのお米に無駄はない。無駄を生み出してしまうのは
人間だけである。
社会の大衆の中で、確かに自分自身はこの世で一人の
人間であるのだが、それは誰でも同じ事である。
自分一人がいなくとも、何も変わらないと自分を見るのも、
いや、自分がいなければ社会自体がないのだと見るのも、
またこれは人間の認識の仕方に過ぎない。
この世に生れ、今を生きる以上、自身にどのような力や
可能性が秘められているのか、何を為すべきなのか、
いや、むしろ何を求められているのかを考える時、
初めて自分自身という存在を知覚できるのではないか。
その時、ありのまま、一粒の米となって、芽を出すもよし、
衆の中で一体となって進むもよし、後に大地に帰るのも
よしなのである。
大河の中の、取るに足らない一滴と捉えるか、
大河の源流の一滴と捉えるか、大河の本流と一体の一滴と
捉えるか。その捉え方は人それぞれである。
そして、それはその人の生き方なのである。
投稿者: jetlinks
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