1月1日。晴れ。元旦当日、当クラブの恒例行事である北海道神宮参拝飛行をするため(私の場合、訓練生なので、ほとんど遊覧飛行気分)、いそいそと丘珠にあるクラブルームに向かいました。
着いてみると、私のほかは誰一人訓練生がおらず、当クラブの吉田大先生とS両教官が出迎えてくれました。我がクラブでは、教官はいつも先にきて、訓練生が来るのを待っているという全く立場が逆転した状態なので、先輩ライセンサー達からは「飛行訓練生」ではなく「非行訓練生」といつもおしかりをうけていますが、訓練生達はその場限りの返答で全く意にかいしていない・・・ヒドイネ。それでも、吉田大先生からは、心がけが良いとほめらました。
早速、格納庫に行き機体を組み立てて非行準備をすると、ナ、ナント丘珠空港はANK(エアーニッポン)のYS−11が運行しているだけで、わがクラブとANKの貸し切り状態。エンジンをスタートさせ、笹岡教官と離陸する。
風はRWYに対して10ノットと全く申し分ない条件。すぐに北海道神宮参拝にいくのも能がないので、札幌市近郊にあるスキー場巡りをしようということになり、浅里キロロリゾートと手稲へ行き、45度旋回でカラフルなウエアーを着たスキーヤーに挨拶し、目的地である北海道神宮上空に行き、コクピットの中から1年間の飛行の安全祈願をした。タワーへのコンタクトの後、丘珠へ向かいました。< 途中、S教官より注意を受けてしまいました。ウチの教官は正月でも機上では厳しい。ライセンスをとるのは簡単にいかないゾと改めて思い、マイペースでライセンスに近づこうと決意しました。丘珠に着陸してみると、ANKのカウンターの女の子が全員着物で着飾っているではないですか。つい見とれてしまい、また教官からチェックを受けてしまいました。先ほどの決意はどこへやら。長い1年になりそう。(「SKY SPORTS」4月号"1997年発フライトレポート"掲載原稿より)

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