2010/6/19
ミッショントリップ【黒バス連載】1。 黒子のバスケ
今晩はー^^
え、新連載?
新シリーズ??
あっはっは誰かこの馬鹿を殴ってやって下さいvv
◇
少女は静かに携帯を握り締めた。
画面に羅列する文字を何度も何度も目で追うが、やはり内容が変わることはない。
頬をつねっても痛いだけ。
紛れもない現実だ、これは。
諦めたようにそっと溜め息をつくと、緊張で冷えた指をボタンへと伸ばした。
<ミッションに参加しますか?>
yes←
no
―ミッション説明―
<私は何処、此処は誰?>
「…何が何だか分からない」
ポツリ。
雅の声が、朝の澄んだ空気の中に浸透した。
第三者が聞けば首を傾げる内容だが、呟いた本人が一番理解に苦しんでいるのだ。
先ほどまで、彼女は確かに『見知った場所』にいた筈だった。
見覚えのない景色に唖然となりながら、目の前の自動販売機をじっと眺める。
自分自身の他に元の世界にあった、唯一の物的証拠だ。
「んー…明らかに原因はコレだよね」
困ったように眉を下げてコンコンと自動販売機をノックしてみるが、当然ながら返事はない。
それどころか、商品取り出し口や硬貨投入口は見えない何かに塞がれているようで、ここから何かが出来る様子もなかった。
「…こんなことなら学校に着くまで我慢すればよかったなあ」
あまりに唐突すぎて、脳が理解に追いつかないのは逆に救いかもしれない。
現実味のない世界に肩を落としてしゃがみ込むと、雅は自分の行動を悔やむかのように大袈裟に息を吐いた。
―数分前、いつも通り朝一で学校に向かっていた彼女は、ふと見慣れない物を目にした。
裏通りに紛れるようにして立っている、真っ黒なボディの自動販売機。
この道は通学路として長年利用してきたが、こんな物は記憶になかった。
新しく入ったのだろうかと、特に深く考えず好奇心だけで近寄る。
並ぶ飲料の種類は一般の物と変わりなかったが、その値段は学生には嬉しい物だった。
「あ、100円だ」
それを確認するなり、喉がゴクリと動く。
そういえば、今朝は牛乳が切れていたため液体物は一滴も喉を通していない。
学校に着けば自動販売機はあるが、少々値上がりする上、身体が一刻も早く水分を欲していた。
結局誘惑に負けた雅は小銭を入れ、その中からカルピスを選択した。
ガタンと音が鳴り、商品が取り出し口に落ちたことを知らせる。
後はそれを手にして、いつも通り学校に向かう筈だった。
しかし、取り出し口向かって身を屈めた雅の耳に、軽快な音が流れ込む。
「…?」
思わず伸ばしかけた手を停めて視線をあげれば、カラフルな色の点滅が視界に入った。
そのルーレットのような形式に目を奪われる。
「おまけルーレットついてたんだ」
こういうものに気をとられてしまうのも人間の性だ。
雅の見守る中、ルーレットはゆっくりと動きを止めた。
無意識に息を潜める彼女の瞳に映ったのは、『大当たり』の文字。
同時に流れ始めた少し音の外れたメロディに、顔を綻ばせる。
「嘘、当たり!?ラッキー」
もう一本を選ぼうと身体を起こした雅は、たっぷり五秒後、静かに首を傾げた。
ボタンのランプが全て、消えている。
試しにボタンを一つ押してみるがやはり反応はなく、故障だろうかと眉を潜めた。
オマケは残念だが、仕方がない。
潔く諦めて、とりあえず買ったカルピスを頂こうと再び取り出し口に視線を向けた、その時だった。
周りに、違和感を感じたのは。
「…、…え?」
視界の端に捕えた違和感に自動販売機から視線を外した雅は、次の瞬間には目を見開いた。
スルリ。
力が抜け、肩に掛けていた鞄が重力に従って地面と接触する。
「なに…これ、」
確かに、確かに自分はいつもの通学路にいた筈だ。
しかし、現在雅の脳が認識する景色は、明らかに見覚えのないものだった。
移動した記憶なんてあるわけもなく、ひやりと冷たいものが背中を伝う。
目の前の黒いボディと己を残し、世界が一変していた。
―ピルルル、ぷぉー
「わ!?」
突如鼓膜を刺激した間抜けな音に、雅の意識は呼び戻された。
慌ててポケットを探れば、ピンクの携帯が示すメール受信の知らせ。
働かない頭で何となく画面を開くが、すぐに脳をフル回転する羽目になった。
「…宛先、不明?」
普通ならば英数字が並ぶはずのその欄には、たった四文字の漢字が羅列している。
どんな特殊な送り方をすればこんな表示になるというのか。
同時に、意識せずとも勝手に目に入ってしまう件名。
『ミッション説明』。
「ミッション…」
何かに操られたかのようにぼんやりと復唱すると、微かに震える指で本文を開いた。
途端に鳴り響く先ほど聞いたメロディと共に、文字の羅列が雅を襲う。
「…おめでとうございます、」
『おめでとうございます。この度は、“異次元ルーレット”にご挑戦いただき、誠に有難うございます。貴方様は当店始まって以来の当選です』
一瞬覚えのない単語に首を捻ったが、瞬時に納得した。
そもそもこの自動販売機以外にこうなった原因は見当たらない。
「ただジュース買っただけなんだけど…」
反射的に苦笑を溢しながら、続きに目を通す。
『突然の“次元移動”に驚かれたことでしょう。ご挨拶もなしに申し訳ございません。失礼ながらこのメールをもって、挨拶の代わりとさせて頂きたいと思います』
カチカチ。
スクロールボタンの音だけが、彼女の心境を物語っていた。
『さて、本題ですが、本日を持ちまして、飴凪雅様の存在戸籍はこの世界に移りました』
ピタリ。
スムーズだった指の動きが、その一文で固まる。
まただ。
頭が追いつかない。
ただただ文字を視線でなぞってなぞって、なぞって。
意味のないその行為を何十回しただろうか。
脳がオッケーを出した頃には、顔は完全に引き攣っていた。
「…、え、ちょ、…はい!?」
つまりは、元の世界での自分の存在は抹消されたということだ。
待て待て待て。
勝手に何をしてくれているんだと、こめかみに片手をやりながら項垂れる。
携帯を叩きつけたい衝動にも駆られたが、それこそ自分の首を絞める気がしてならなかった。
軽く深呼吸して気持ち心臓を落ち着かせると、力なく本文に意識を戻す。
『―と言いましても、まだ仮のお話です。元の次元をお望みのお客様用に、お帰り用のミッションもご用意しております』
希望が見え始めたその内容に、雅は数秒前の自分の我慢を誉め称えた。
もしあそこで携帯をお陀仏にしていたら、問答無用で元の世界に帰る路を断つところだっただろう。
ほっと胸を撫で下ろすと、その下の<ミッション説明>の単語を前に、気合いを入れる。
『内容は簡単です。この世界の住人に関わって頂き、こちらの指定するミッションをこなすだけ。
・期間は約二週間
・1人につき1〜3つ
・タイムリミットは1人に対し24時間(対象者に遭遇した瞬間からスタート)
・クリアかどうかはこちらの判断(クリア事にお知らせ)
・対象者はランダム
・失敗は三度まで(四度目の時点で失格とし、次元戸籍移動が完了します)
事項は以上です。ペナルティなど、お客様の不利益になるような要素はございません。上記を踏まえた上で、ご回答下さい』
下までスクロールすると、新しく小窓が出現した。
<ミッションに参加しますか?>
淡々と並ぶ文字と、その下に並ぶyesとnoの二沢。
こんなの、悩む必要もない。
非現実の連続で温度を失った指を、ボタンに這わせる。
“送信しました”
その表示が消えると同時に到着する新メール。
余りの早さに眩暈がした。
機械的な動作で開けば、やはり宛先は不明。
『ミッション参加有難うございます。生活に関しては特に指定はございませんのでご自由に動いていただいて結構です。対象者に遭遇した場合こちらから連絡が入ります。ミッションを含み全ての連絡は携帯を通しますので、肌身離さずお願いします。
尚、住宅やこの次元での今までの成り立ち設定などは後々お送りします。それでは、異次元ライフ、どうぞご堪能下さいませ』
そこで、文は終わっていた。
一応生きていくのに最低限の物は準備してくれるらしい。
しかし、と雅は周りを見渡した。
「ご堪能と言われましても…」
いきなりこんな見知らぬ土地にこの身一つで放り出されて、どう楽しめというのか。
とりあえず、住宅などの情報が届くまでは歩いてみるしかないのだろう。
地面に臥せる鞄を拾いあげた雅は、ふと思いついたように携帯のカメラを自動販売機へと向けた。
かしゃ。
乾いたシャッター音が響き、画面に真っ黒なボディが入り込む。
保存もできた。
やはりアドレス帳などは真っ白になっていたが、メールなどがきたことなどからも、機能自体は生きているようだった。
「んー…とりあえず喉渇いたな」
折角買ったカルピスは結局取り出せないままだし、この自動販売機ではもう買えない。
違う自動販売機を探そうと、雅はパタリと携帯を閉じてのろりくらりと歩き始めた。
―住宅路を抜け角を曲がろうとした、その時だった。
ドン。
「おわ!?」
「っ…」
ああ、なんてベタなパターンだろう。
曲がり角で人とぶつかって、運命の出会いというやつか。
そんな馬鹿げたことを考える雅の視界に、金髪がちらついた。
太陽に反射してキラキラ光るそれに思わず目を細める。
パシ。
腕を掴まれたことに関しては、何も思わなかった。
とっさに助けようとしてくれたのだろう。
問題は、同時に振動した、手の中の携帯。
―ピルルル、ぷぉー
本日二度目の間抜けな音が、その場に満ちた。
(いくら何でも、早すぎやしませんか?)
ミッション、開始。
―後書き―
ははは、またまた始めちゃいましたよ新連載←
…懲りないやっちゃなー…(ズーン)
でも、でもね!?
だって黒バスだけ連載がないんだもの…!!
多分一番短編に力入れてんのに、これだけ連載ないのー!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/
まあそんなわけで衝動的に書き始めたのが今回のやつですハイ。
逃走中って番組ありますよね^^
芸能人が60分くらい、スーツ着たお兄さん達から逃げるやつ。
あれ好きなんですけど、よくミッションとかあるじゃないですか〜
あれから引っ張ってきましたww
けど内容は結構単純ですよ。
キャラに対して〜しろとか、キャラと一緒に〜しろとかね。
で、基本連載で普通の話は好まないタイプなので、大大大好きなトリップ夢ww
欲望願望丸出しっす。
因みに私なら、勿論答えは迷わずNOvv(聞いてねえ)
つかキャラ出てこんしー!!(蹴)
まあ黒バス知ってる方ならもう一発でピンと来たと思いますー
そうです、初っ端から彼いきます!
あ、そういや本誌でとうとう最後の一人出ましたねっ
まさかの紫ww
しかし良いキャラ…!
またきたよ天然っぽいのーーーー!!!
んだよ方向音痴とか萌えだろおおがああああっっっ(退場)
楽しみだww
えと、因みにいつもの如くキャラは私の好みで決定します←
はー…これは一体何話まで持つんだろうww(殴)
いつもタラタラさーせん!
生温かく見守ってやって下さいましっ
読んでいただき有難うございました〜^^
…さて、溜まりに溜まった課題課題…←
26
え、新連載?
新シリーズ??
あっはっは誰かこの馬鹿を殴ってやって下さいvv
◇
少女は静かに携帯を握り締めた。
画面に羅列する文字を何度も何度も目で追うが、やはり内容が変わることはない。
頬をつねっても痛いだけ。
紛れもない現実だ、これは。
諦めたようにそっと溜め息をつくと、緊張で冷えた指をボタンへと伸ばした。
<ミッションに参加しますか?>
yes←
no
―ミッション説明―
<私は何処、此処は誰?>
「…何が何だか分からない」
ポツリ。
雅の声が、朝の澄んだ空気の中に浸透した。
第三者が聞けば首を傾げる内容だが、呟いた本人が一番理解に苦しんでいるのだ。
先ほどまで、彼女は確かに『見知った場所』にいた筈だった。
見覚えのない景色に唖然となりながら、目の前の自動販売機をじっと眺める。
自分自身の他に元の世界にあった、唯一の物的証拠だ。
「んー…明らかに原因はコレだよね」
困ったように眉を下げてコンコンと自動販売機をノックしてみるが、当然ながら返事はない。
それどころか、商品取り出し口や硬貨投入口は見えない何かに塞がれているようで、ここから何かが出来る様子もなかった。
「…こんなことなら学校に着くまで我慢すればよかったなあ」
あまりに唐突すぎて、脳が理解に追いつかないのは逆に救いかもしれない。
現実味のない世界に肩を落としてしゃがみ込むと、雅は自分の行動を悔やむかのように大袈裟に息を吐いた。
―数分前、いつも通り朝一で学校に向かっていた彼女は、ふと見慣れない物を目にした。
裏通りに紛れるようにして立っている、真っ黒なボディの自動販売機。
この道は通学路として長年利用してきたが、こんな物は記憶になかった。
新しく入ったのだろうかと、特に深く考えず好奇心だけで近寄る。
並ぶ飲料の種類は一般の物と変わりなかったが、その値段は学生には嬉しい物だった。
「あ、100円だ」
それを確認するなり、喉がゴクリと動く。
そういえば、今朝は牛乳が切れていたため液体物は一滴も喉を通していない。
学校に着けば自動販売機はあるが、少々値上がりする上、身体が一刻も早く水分を欲していた。
結局誘惑に負けた雅は小銭を入れ、その中からカルピスを選択した。
ガタンと音が鳴り、商品が取り出し口に落ちたことを知らせる。
後はそれを手にして、いつも通り学校に向かう筈だった。
しかし、取り出し口向かって身を屈めた雅の耳に、軽快な音が流れ込む。
「…?」
思わず伸ばしかけた手を停めて視線をあげれば、カラフルな色の点滅が視界に入った。
そのルーレットのような形式に目を奪われる。
「おまけルーレットついてたんだ」
こういうものに気をとられてしまうのも人間の性だ。
雅の見守る中、ルーレットはゆっくりと動きを止めた。
無意識に息を潜める彼女の瞳に映ったのは、『大当たり』の文字。
同時に流れ始めた少し音の外れたメロディに、顔を綻ばせる。
「嘘、当たり!?ラッキー」
もう一本を選ぼうと身体を起こした雅は、たっぷり五秒後、静かに首を傾げた。
ボタンのランプが全て、消えている。
試しにボタンを一つ押してみるがやはり反応はなく、故障だろうかと眉を潜めた。
オマケは残念だが、仕方がない。
潔く諦めて、とりあえず買ったカルピスを頂こうと再び取り出し口に視線を向けた、その時だった。
周りに、違和感を感じたのは。
「…、…え?」
視界の端に捕えた違和感に自動販売機から視線を外した雅は、次の瞬間には目を見開いた。
スルリ。
力が抜け、肩に掛けていた鞄が重力に従って地面と接触する。
「なに…これ、」
確かに、確かに自分はいつもの通学路にいた筈だ。
しかし、現在雅の脳が認識する景色は、明らかに見覚えのないものだった。
移動した記憶なんてあるわけもなく、ひやりと冷たいものが背中を伝う。
目の前の黒いボディと己を残し、世界が一変していた。
―ピルルル、ぷぉー
「わ!?」
突如鼓膜を刺激した間抜けな音に、雅の意識は呼び戻された。
慌ててポケットを探れば、ピンクの携帯が示すメール受信の知らせ。
働かない頭で何となく画面を開くが、すぐに脳をフル回転する羽目になった。
「…宛先、不明?」
普通ならば英数字が並ぶはずのその欄には、たった四文字の漢字が羅列している。
どんな特殊な送り方をすればこんな表示になるというのか。
同時に、意識せずとも勝手に目に入ってしまう件名。
『ミッション説明』。
「ミッション…」
何かに操られたかのようにぼんやりと復唱すると、微かに震える指で本文を開いた。
途端に鳴り響く先ほど聞いたメロディと共に、文字の羅列が雅を襲う。
「…おめでとうございます、」
『おめでとうございます。この度は、“異次元ルーレット”にご挑戦いただき、誠に有難うございます。貴方様は当店始まって以来の当選です』
一瞬覚えのない単語に首を捻ったが、瞬時に納得した。
そもそもこの自動販売機以外にこうなった原因は見当たらない。
「ただジュース買っただけなんだけど…」
反射的に苦笑を溢しながら、続きに目を通す。
『突然の“次元移動”に驚かれたことでしょう。ご挨拶もなしに申し訳ございません。失礼ながらこのメールをもって、挨拶の代わりとさせて頂きたいと思います』
カチカチ。
スクロールボタンの音だけが、彼女の心境を物語っていた。
『さて、本題ですが、本日を持ちまして、飴凪雅様の存在戸籍はこの世界に移りました』
ピタリ。
スムーズだった指の動きが、その一文で固まる。
まただ。
頭が追いつかない。
ただただ文字を視線でなぞってなぞって、なぞって。
意味のないその行為を何十回しただろうか。
脳がオッケーを出した頃には、顔は完全に引き攣っていた。
「…、え、ちょ、…はい!?」
つまりは、元の世界での自分の存在は抹消されたということだ。
待て待て待て。
勝手に何をしてくれているんだと、こめかみに片手をやりながら項垂れる。
携帯を叩きつけたい衝動にも駆られたが、それこそ自分の首を絞める気がしてならなかった。
軽く深呼吸して気持ち心臓を落ち着かせると、力なく本文に意識を戻す。
『―と言いましても、まだ仮のお話です。元の次元をお望みのお客様用に、お帰り用のミッションもご用意しております』
希望が見え始めたその内容に、雅は数秒前の自分の我慢を誉め称えた。
もしあそこで携帯をお陀仏にしていたら、問答無用で元の世界に帰る路を断つところだっただろう。
ほっと胸を撫で下ろすと、その下の<ミッション説明>の単語を前に、気合いを入れる。
『内容は簡単です。この世界の住人に関わって頂き、こちらの指定するミッションをこなすだけ。
・期間は約二週間
・1人につき1〜3つ
・タイムリミットは1人に対し24時間(対象者に遭遇した瞬間からスタート)
・クリアかどうかはこちらの判断(クリア事にお知らせ)
・対象者はランダム
・失敗は三度まで(四度目の時点で失格とし、次元戸籍移動が完了します)
事項は以上です。ペナルティなど、お客様の不利益になるような要素はございません。上記を踏まえた上で、ご回答下さい』
下までスクロールすると、新しく小窓が出現した。
<ミッションに参加しますか?>
淡々と並ぶ文字と、その下に並ぶyesとnoの二沢。
こんなの、悩む必要もない。
非現実の連続で温度を失った指を、ボタンに這わせる。
“送信しました”
その表示が消えると同時に到着する新メール。
余りの早さに眩暈がした。
機械的な動作で開けば、やはり宛先は不明。
『ミッション参加有難うございます。生活に関しては特に指定はございませんのでご自由に動いていただいて結構です。対象者に遭遇した場合こちらから連絡が入ります。ミッションを含み全ての連絡は携帯を通しますので、肌身離さずお願いします。
尚、住宅やこの次元での今までの成り立ち設定などは後々お送りします。それでは、異次元ライフ、どうぞご堪能下さいませ』
そこで、文は終わっていた。
一応生きていくのに最低限の物は準備してくれるらしい。
しかし、と雅は周りを見渡した。
「ご堪能と言われましても…」
いきなりこんな見知らぬ土地にこの身一つで放り出されて、どう楽しめというのか。
とりあえず、住宅などの情報が届くまでは歩いてみるしかないのだろう。
地面に臥せる鞄を拾いあげた雅は、ふと思いついたように携帯のカメラを自動販売機へと向けた。
かしゃ。
乾いたシャッター音が響き、画面に真っ黒なボディが入り込む。
保存もできた。
やはりアドレス帳などは真っ白になっていたが、メールなどがきたことなどからも、機能自体は生きているようだった。
「んー…とりあえず喉渇いたな」
折角買ったカルピスは結局取り出せないままだし、この自動販売機ではもう買えない。
違う自動販売機を探そうと、雅はパタリと携帯を閉じてのろりくらりと歩き始めた。
―住宅路を抜け角を曲がろうとした、その時だった。
ドン。
「おわ!?」
「っ…」
ああ、なんてベタなパターンだろう。
曲がり角で人とぶつかって、運命の出会いというやつか。
そんな馬鹿げたことを考える雅の視界に、金髪がちらついた。
太陽に反射してキラキラ光るそれに思わず目を細める。
パシ。
腕を掴まれたことに関しては、何も思わなかった。
とっさに助けようとしてくれたのだろう。
問題は、同時に振動した、手の中の携帯。
―ピルルル、ぷぉー
本日二度目の間抜けな音が、その場に満ちた。
(いくら何でも、早すぎやしませんか?)
ミッション、開始。
―後書き―
ははは、またまた始めちゃいましたよ新連載←
…懲りないやっちゃなー…(ズーン)
でも、でもね!?
だって黒バスだけ連載がないんだもの…!!
多分一番短編に力入れてんのに、これだけ連載ないのー!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/
まあそんなわけで衝動的に書き始めたのが今回のやつですハイ。
逃走中って番組ありますよね^^
芸能人が60分くらい、スーツ着たお兄さん達から逃げるやつ。
あれ好きなんですけど、よくミッションとかあるじゃないですか〜
あれから引っ張ってきましたww
けど内容は結構単純ですよ。
キャラに対して〜しろとか、キャラと一緒に〜しろとかね。
で、基本連載で普通の話は好まないタイプなので、大大大好きなトリップ夢ww
欲望願望丸出しっす。
因みに私なら、勿論答えは迷わずNOvv(聞いてねえ)
つかキャラ出てこんしー!!(蹴)
まあ黒バス知ってる方ならもう一発でピンと来たと思いますー
そうです、初っ端から彼いきます!
あ、そういや本誌でとうとう最後の一人出ましたねっ
まさかの紫ww
しかし良いキャラ…!
またきたよ天然っぽいのーーーー!!!
んだよ方向音痴とか萌えだろおおがああああっっっ(退場)
楽しみだww
えと、因みにいつもの如くキャラは私の好みで決定します←
はー…これは一体何話まで持つんだろうww(殴)
いつもタラタラさーせん!
生温かく見守ってやって下さいましっ
読んでいただき有難うございました〜^^
…さて、溜まりに溜まった課題課題…←
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